ショット グリューネンプラン
世界最薄ガラスの本拠地
グリューネンプランでは、さまざまな種類のガラスや光学材料が、ダウンドロー生産方式で生産されています。このプロセスにより、髪の毛よりも細い 25 ミクロンの超薄板ガラス「SCHOTT UTG®」を製造することができます。115.500m² の敷地は、3 カ所に分かれています。そのうちの 2 つはグリューネンプランにあり、あとの 1 つは 10km 離れた隣町のエッシャースハウゼンにあります。
ショットが提供するサービス
市場と用途
薄型ガラス、超薄型ガラスに関するショットのコンピテンスセンターとして、グリュネンプランは「特殊板ガラスおよびウェハー」事業分野の中心的な役割を担っています。この事業は、さまざまな市場に向けて常に新しいイノベーションを開発しています。建築、医療、自動車、宇宙、家電など、その範囲は多岐にわたります。
製品
グリューネンプランの施設は、ショット独自の生産プロセスを用いて、10mm から25ミクロンまでの幅広いサイズと種類のガラスを製造しています。AS87 eco、D263®、 MEMpax® や SCHOTT® Solar Glass 0787などのこれらの(超)薄板ガラスおよびガラスウエハー製品は、電子機器や宇宙用途のディスプレイカバーやタッチカバーだけでなく、幅広いIC実装を可能にしています。
また、この工場は反射防止・指紋防止ガラスCONTURAN®、CONTURAN® DAROをはじめ、デザイン・装飾用ガラス、修復用ガラス、放射線遮蔽用ガラスなど、さまざまな製品を製造する優れたコーティング・加工能力を備えています。
所在地
ショット グリューネンプラン
地域について
ガラス製造の歴史
グリューネンプランは「ガラス職人の村」として知られ、1747 年、かつてのミラーガラス工場の労働者集落が拡張された際に設立されました。現在、ハノーバーとゲッティンゲンの間に位置するニーダーザクセン州南部にあるこの町には、150 キロ以上のハイキングコースがあり、アウトドア活動の拠点として人気があります。