HEATAN®
技術
ガラスとセラミックの特長の組み合わせ
ショットの革新的なガラスセラミックの封止技術は、両材料の長所を組み合わせています。”ガラス”は金属またはセラミックに直接封止することが可能です。 ”セラミック”には高温優位性があります。
ガラス- |
封止プロセスの“glassy phase”で、ガラスセラミック封止材は、セラミックや金属に直接封止できます。 直接封止のため、追加のインターフェースやろう材を必要とせず、沿面距離の延長が可能です。 これにより、封止部の信頼性を大幅に向上させます。 |
セラミック |
その後の封止プロセスの“ceramization phase”により、過酷な温度条件で優れた機械的安定性をもたらします。 通常は40°Cから300°Cの用途で使用する他の封止材と比較すると、ガラスセラミック封止材は、300°C以上の非常に高い動作温度や、排ガスのようなピーク温度が1000°C以上の過酷な環境条件下でも、優れた気密絶縁性を発揮します。 |
仕様
技術仕様:
耐熱性 | 1000oC(1832F)超 |
熱サイクル | 最大300,000km (180,000マイル) |
耐腐食性 | ガソリン/ディーゼル排気ガス、AdBlue(尿素水) |
電気絶縁性 | 室温で1012 Ωm*cm以上 |
気密性 | 10-8 mbarl/s以下 |
材料
HEATAN®の試験済みの材料の組み合わせ
材料の組み合わせ表 :
外環 / 外被膜:
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サプライヤーとしてのショット
数十年にわたる車載用センサー用端子と高温ガラスセラミック技術の経験に基づいて、ショットは革新的なカスタム設計と技術サポートを提供します。
130年以上にわたる歴史とイノベーションにより、ショットは特殊ガラスのエキスパートとして世界をリードしています。
自社の専門知識と生産能力は、バリューチェーンのすべての重要な品質プロセスをカバーしています。
- 端子とハウジングの設計、およびお客様の要望に応じた適切な材料の組み合わせの選択に関する技術開発とコンサルティング
- 高性能ガラスとガラスセラミックの開発
- ガラスとガラスセラミックの加工
- 金属の選択と加工
- 電気メッキ / コーティング
- シミュレーションと品質試験
- 1930年代より、ショットは過酷な環境で使用されるアプリケーション向けの気密端子とハウジング部品のサプライヤーとして世界をリードしています。
- ショットの技術的専門知識には、ガラスと金属の封止、セラミックと金属の封止、ガラスセラミックと金属の封止、多層セラミック技術などがあります。