レーザーガラス材料と部品
ショットが提供するレーザーガラス製品ポートフォリオは、アクティブおよびパッシブレーザーガラスの全スペクトルに対応できます。お客様が用途に応じたレーザーガラスを選ぶことができるよう、レーザーガラスを大きく3つの製品ラインナップに分類しています。
1 µmケイ酸塩とリン酸塩系レーザーガラス
これらのレーザーガラスは、レーザー誘起損傷無しで機能する高フルエンスレーザーガラスコンポーネンツに適しています。ショットのプラチナ粒子を含まない溶融は、より高度な製造のオプションとカスタマイズを可能にします。
特性
その中には、慣性閉じ込め核融合プログラムの高エネルギー貯蔵を可能にする、最大400mmの開口部と大量の体積を持つレーザーガラススラブも含まれています。また、可能な限り最高の光学品質と均質性を備えたジグザグスラブと大径レーザーロッドに適しており、材料加工レーザーシステムの高出力を促進するのに貢献します。
お客様の利点
- 高レーザー断面積
- 低非線形屈折率
- アサーマル特性
目に安全な 1.5 µm リン酸塩レーザーガラス
この「アイセーフ」レーザーガラス製品は、防衛や医療用途で使用が拡大しているフラッシュランプ励起やダイオード励起の固体レーザーシステムに使用されるエルビウム・イッテルビウムドープ、リン酸塩ベースのレーザーガラスです。
特性
リン酸塩ガラスは、一般的に高い希土類ドーパント溶解度を提供していることから、活性イオンの量を大幅に増やすことができます。このグループのガラスの例は、LG-940エルビウムイッテルビウムクロムセリウムドープガラス、LG-950エルビウムイッテルビウムドープレーザーガラス(欧州市場向けに特別に製造)、改善された熱機械性能指数を提供するLG-960エルビウムイッテルビウムドープリン酸塩レーザーガラスです。
お客様の利点
- 費用対効果の高いソリッドステートレーザーシステムに適しています。
- 負荷および/または繰り返し率の増加の可能性