PYRANOVA®
屋内
屋内用途のPYRANOVA® は、洗練された建築デザインを補完する役割を担う為、内部エリアの耐火窓ガラス向けに理想的です。透明で耐火性のある発泡性中間層を含む最低2枚のフロートガラスから構成されており、水平方向および垂直方向に広がる炎、緊急時の煙、熱放射を防ぎます。
DIN EN ISO 12543 規格に適合する耐火特性に加えて、屋内用の PYRANOVA® バットジョイントシステムは、ガラスをシームレスに繋げる事により、エンドレスな窓を創出する事ができます。
屋外
屋外用途のPYRANOVA® はアウトドアや特に厳しい環境下で使用される特殊ガラスです。透明な耐火膨張中間層と少なくとも 2 つのフロートガラスから構成され、その合わせ安全ガラスは窓の外側を特徴付けます。
DIN EN ISO 12543 規格を満たす耐火特性を備えた屋外用途の PYRANOVA® は、紫外線下においても高い安定性も備えています。
ISO PYRANOVA®
ISO PYRANOVA® は、 PYRANOVA® の全ての卓越した品質を満たしつつ、二重のガラスで成り立っています。その他の利点には、太陽光からの保護に加えて、強力な断熱性、遮音性、アンチグレアなどがあります。
燃焼試験
防火ガラスは、通常、国の建築基準に準拠した独立した認定試験機関による認証を必要とします。これらの公式試験のほとんどは標準的な時間 - 温度曲線に基づいて実施されますが、その他の試験は炭化水素曲線、外部燃焼曲線、低速加熱曲線によって実施されます。SCHOTT は、弊社のパートナーとともに 、自社の大型加熱炉で内部予備試験を実施できます。これにより、ガラスとすべてのパーツが試験条件でどのように作用するかを調査し、製品の調整に必要なデータを得ることができます。これらの予備試験により、全体の公式試験に先んじて安全性を確認する事ができます。これにより、テストに不合格となった場合に時間と費用を節約する事ができ、テストセンターにおけるSCHOTT製品とパートナーのシステムの評判を向上させます。