SCHOTT®Luminous ディフューザ
SCHOTT®Luminous シリンドリカル ディフューザ
これらのガラスベースのディフューザは、前方(遠位)端ではなくファイバの側面から光を放出し、ディフューザの長さに対して均一な拡散光を提供します。 アプリケーションには、皮膚疾患のための光線力学療法とがん治療における光線免疫療法が含まれます。
特性
これらのディフューザは一般的に長さ 4 ~ 50 mm で、試験では最大 1,500 mW/cm ² の強力なレーザ光を照射できることが示されています。 可視域および近赤外 域のレーザ照射で 80 % を超える効率も達成できます。
お客様のメリット
- シリンドリカル形状により、光の分散が容易になります。
- 1 0 0 マイクロメートルもの薄い外径は、医療装置の高い柔軟性を必要とする治療を可能にします。
- 弊社のコーティングとシールディングの専門知識により、指向性または部分的なの照射プロファイルが可能になります。
SCHOTT® Luminous スフェリカルディフューザ
ファイバの先端にボール状の部品を付加することで、360°のパターンで光を照射し、均一性の高い分布の広がりを実現するディフューザです。 レーザによる温熱療法に適しています。
特徴
一般的な直径は0.3~1.0mmで、ボール状の先端部は360°に渡って非常に均一な光の広がりを実現し、低発熱でありながら高出力の光を放つことができます。
利点
- 均一性の高い照射プロファイル。
- 照射光は膀胱や他の臓器の内側など、空洞部分の内部に均等に照射されます。
- 最大 20 W のスループットに対応しています。
SCHOTT®Luminous フロントエミッションディフューザ
さまざまなガラスベースのディフューザは、前面から照射する光線治療を行うために使用されます。
特長
フロントエミッションディフューザは、ファイバの先端からのみ光を照射するため、非常に精密な方法で指向性のある光を拡張し、全体に均一な強度を確保することができます。
優位性
- ディフューザの直径は導光部のファイバ経に合わせて調整可能であり、一般的な外径は400~1,000ミクロンです。
- ご要望に応じて形状をカスタマイズできます。
- 光学部品を組み合わせることで、特定のビーム形状や光学特性を得ることができます。
SCHOTT®Luminous ディフューザ(特殊形状)
お客様が特定のニーズをお持ちの場合、弊社はカスタマイズされたソリューションを喜んでお届けします。ガラスベースのディフューザも例外ではありません。 例えば、 SCHOTT シリンドリカルまたはスフェリカルディフューザの照射は、制限された領域または集中した領域に拡散光を供給するため、一定の角度に制限できます。
特徴 SCHOTT®Luminous ディフューザ のシリンドリカルまたはフロントエミッションのバリエーションに
特殊な光学部品が追加されることで、正確な度合いの光均一性またはフォーカスを生み出します。 これらは、お客様の個々のアプリケーション要件に合わせて特定の形状に調整することもできます。
お客様のメリット
- 生体適合性コーティングはご要望に応じて塗布することができます。
- アクセスが困難な限定エリアでのレーザ伝送が容易になります。
- 高出力、均一な光出力。
- コーティングは DIN ISO 10993 および USP Class VI を含む医療基準を満たしています。