シート材/ 板ガラス
ダウンドロー法のシート材 / 板ガラス
この革新的な技法は、寸法に関係なく、最も厳しい板厚公差と最も低い板厚偏差 (TTV) を持つ薄板ガラスを製造するためにショットによって開発されました。 また、ダウンドロー法は、両面に透明かつ極小な表面粗さを実現します。
特長
ダウンドロー法では、薄くて超透明の平板トガラスが生成されます。 この工程では、溶融ガラスのリボンを上から引き下げてから、複数のドラムに引っ張らて冷却トラックに流れます。 その結果、非常に狭い板厚公差 ± 10 µ m 、 TTV < 10 µ m で、コーティング、接着、エッチングなどのプロセスに対応できる透明な表面が生まれます。
優位性
- 両面が極めて平坦で滑らかな表面。
- 非常に少ない内部および外観の欠陥。
- 直接加熱されながらの板成形による幅広い板厚を用意しており、研磨などの板厚調整が必要ありません。
- 異なる加工方法に対応するための非常に厳しい板厚公差。
- 卓越した化学強化性能。
アップドロー法のシート材/ 板ガラス
ガラスを溶融して板ガラスへ成形するショット独自の方法はシート材の優れた透明度と完璧な質感と外観を達成し、高度な光学系が必要な分野で人気が高いことが証明されています。 ガラス材料の加工や、さらなる研磨をすることなく、幅広い板厚レンジの製品を直接成形することができます。
特長
画期的なアップドロー法は、ショットによって、薄くて超透明な平板ガラスを製造するために完成されました。 この製造技術は溶融ガラスのリボンを複数のドラムに沿って引き上げてから、冷却トラックに通し、卓越した表面粗さ < 0.5nm のファイアポリッシュ面を形成します。 板厚が 0.9 mm ~ 10 mm の範囲であれば、このプロセスを使用して極めて透明な「ウルトラホワイト」薄板ガラスを作成できます。
優位性
- 両側がファイアーポリッシュ仕上がりにて。これ以上研磨する必要はありません。
- 加工前の板厚仕様を適切に定義することにより、加工時の材料ロスが最小限に抑えられます。
- フロート法には適さない独自のガラス材料の高品質な製造を可能にします。
フロート材/ 板ガラス
ショットは最先端のマイクロフロート技術を使用して、卓越した均質性を備えた薄板ガラス、鏡のようなきれいな表面、および優れた光学品質を生み出しています。 このため、自動車産業から民生用電子機器まで、幅広い市場に向けたガラス製造に適しています。
特長
ショットの定評ある TEMPAX Flaot ® のようなフロート法を用いた薄板ガラスは、連続溶融されるガラス・ストリップを錫槽の上で成形する洗練された工程を経て作られています。 錫の上にガラスが「浮かび」、冷却してガラスの両側に非常に平坦な表面を形成します。高温のガスの影響により上面はファイアポリッシュされます。 結果として得られるい板ガラスは、非常に高い化学的安定性、卓越した耐熱性、強力な透明性を有すると同時に、機械的に堅牢で、傷や摩耗に耐性があります。 この板ガラスの熱成形工程は、幅広い板厚レンジでの製造を可能にします。
優位性
- 卓越した透明性と光学品質。
- 非常に高い耐熱衝撃性、過酷な環境にも適しています。
- 優れた機械的強度と耐損傷性。
- 均質性の高い材質で信頼性の高い性能を保証。
- 幅広い板厚ラインナップをご用意しています。